マネージャーに必要なのは、ファクト→抽象化→具体化の壁打ち
マネージメントに必要なのは問題解決で、そのためには常に飛んでくるボールを打てるようにしたり、新しい方向にボールを飛ばせたりする事
そのためには経験が必要だが、それだけでは常に動き続けるビジネスの新しい事柄には対応できないので、
これまでの経験や、他社の魅力的な事例から、ファクトを集めて、それを参考に抽象化、具体化し解決策を探る。という壁打ちがその助けになる。
ビジネスでいえば
・ファクトを見つけ出すのはプレイヤー(担当レベル)
・抽象化が課長レベルで、
・その具体化が部長レベル。
つまり、優秀な部長は経験した事がない事柄に対しても、これまでに持ち合わせている抽象化した考え方をもとに、具体化し、解決策を導き出せる。
マネージャーや部長は管理や、指示出しが仕事に思われるが、
結局はこの"具体化"がしっかりできるか。つまり、具体化がしっかりできれば、自信をもって指示も出せるようになるから、大事なのは管理することより具体化する事。
そして、"抽象化→具体化"のプロセスをいかにロジカルに、説明できるか。
これは、自分自身が納得するために必要なんだが、それ以上に上にも下にも説明、説得するさいに必要な要件になってくる。
そうしないと、ただの思いつきと変わらないと思われて、不信感を与えてしまうので。