リアルとデジタル1 ~雑談が仕事になる世界~
AIの超人的な仮説検証のスピードに人間は勝てるわけはなくて、人間が目標を決めて最短コースで走りきろうとしても、どうしても時間的、空間的な規制が出てくる
で、どう時間と空間を減らすかという話になってくる
時間を減らすために、AIを使って解析したり、予測したり、記録、応答するし、
空間を減らすために、VRとか新たなモビリティの過ごし方が出てくるんだけど
それは全て人間の為であって、そうやって課題を解きながらでも時間や空間は消費していく。
その消費していく時間と空間のなかでどういうプロダクトを残していくか、どういうストーリーを刻んでいくか、という事、そのプロセスに伴う記憶や経験は本人にとっての価値であるはずだし、
それは他者にとっても新たなアートとして、享受されるものになっていくんじゃないか
人間は結果も、プロセスも楽しめる、それを表現できるし、体験も出来る。
紙の本はモノとして残っていくが、電子書籍はデータでしかないように、結果として得る記憶は同じだとしても、それが手に取れるモノかということに大きな違いがある。
子供と一緒に電車を見に行くのは、課題解決のためには、意味の無い時間かも知れないけど、
課題解決はAIに任せて、人間は子供と電車を見に行けば良い
人間; 仮説検証を高速にまわす(AI でリスクを減らす)+プロセスを楽しむ(経験と記憶を刻む)=課題をとく